3月から申請開始の補助金「住宅省エネ2024」を詳しく紹介します!
今年は |
【子育てエコホーム】
●今年は若者夫婦世帯・子育て世帯とそれ以外の世帯で補助額が変更●
昨年までは
両世帯とも補助額上限が30万円
⇓
若者夫婦世帯・子育て世帯が上限30万円(証明の為要世帯票)
それ以外の世帯は上限が20万円
に変更
※長期優良リフォームを行う場合は
若者夫婦世帯・子育て世帯:上限45万円
その他の世帯:上限30万円
若者夫婦世帯・子育て世帯が既存住宅購入を伴う場合:上限60万円
まで補助金がでます
●必須工事●
これは昨年と同様で
・開口部の断熱改修
・外壁、屋根・天井または床の断熱改修
・エコ住宅設備の設置
上記のいずれかの工事をすれば他の箇所の補助金を受けることが可能です。
※申請は合計補助額が5万円以上でないと不可
・令和5年11月2日以降に着工した工事が対象
●主要補助額の一例●
・高断熱浴槽:30,000円
・浴室乾燥機:23,000円
・各種節湯水栓:5,000円
・エコキュート(種類により給湯省エネに切替):30,000円
・レンジフード:13,000円
・ビルトイン食洗器:21,000円
・エアコン:19,000~26,000円(冷房能力により算定)
・手すり設置:5,000円
・段差解消:7,000円
・廊下幅拡張:28,000円
・窓交換:3,000円~37,000円(種類により窓リノベに切替)
・蓄電池:64,000円
※給湯器や窓において性能が良い機種は子育てエコホームよりも
給湯省エネや窓リノベで申請したほうが補助額が上がります。
性能については担当者に確認してみてください。
【先進的窓リノベ2024】
●昨年度との変更点●
・内窓と外窓(はつり工法)の補助額は↘
・ガラス交換と外窓(カバー工法)の補助額は↗
・今年は窓交換とドア交換をセットで申請可能に
・令和5年11月2日以降に着工した工事が対象
●子育てエコホームとの概要比較●
・先進的窓リノベは世帯を問わず上限200万円まで補助額が出ます
→平均的に補助率1/2相当
●子育てエコホームとの補助額の比較●
・表を参照すると補助額の大きな違いがわかると思います。
性能の高いガラスや内窓等を設置すると補助額も大きく変化します。
こちらの表を参考に窓の種類を検討してみても良いかもしれませんね。
【給湯省エネ2024】
●昨年度との変更点●
・補助額が一律5万円から基本額8万円に増額
・一定要件※を満たす機種においては補助額が8万円→10万円~13万円に
・電気温水器からの買い替えで基本額+5万円
・補助額は事務局からではなく販売店を経由してからお客様へ振込
・令和5年11月2日以降に着工した工事が対象
➡対応機種にもよりますが、子育てエコホームから申請するよりも補助額が倍以上になります
給湯器の機種が対応しているか担当者に確認してみてください。
※一定要件について
・A要件
インターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するもの
・B要件
補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないものとして、a又はbに該当するものであること
a.2025年度の目標基準値(JIS C 9220 年間給湯保温効率又は年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能値を有するもの
b.おひさまエコキュート
《加算額》
A要件:+2万円/台
B要件:+4万円/台
A+B要件:+5万円/台
【賃貸集合給湯省エネ2024】
●今年から新しく追加された補助金●
この補助金は既存賃貸オーナー様向けの補助金になります。
既存賃貸住宅の定義として
対象となる既存賃貸集合住宅とは
①1棟に2戸以上の賃貸住戸※を有する建物
②建築から1年以上が経過しているまたは、いずれかの住戸で人が居住した実績がある建物
となっています。
※賃貸借契約を締結しない、オーナーや親族が居住する住戸を含みません
●補助金を活用する際の注意点●
・原則1棟あたりの取替台数が 2台以上 の場合申請可能
→1棟あたり10戸未満ならば1台での申請が可能
また、対象となる給湯器は
エコジョーズ
エコフィール
の2種類のみとなっており
両機種とも補助額は
追い焚き機能がないもの5万円/台
追い焚き機能があるもの7万円/台
となっています。
・従来給湯器からの取替工事であること
→エコジョーズ・エコフィールからの取替工事ではない工事のみ対象
こちらの補助金も 令和5年11月2日以降に着工した工事が対象 となっていますので
給湯器交換を検討中のオーナー様は活用をオススメします。
●リフォーム以外の補助金●
上記補助金の他、ひだかやでは
太陽光、蓄電池、V2H等の取り扱いもしています。
各補助金のご相談も対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。